横須賀の聖ヨゼフ病院へ行ってきました。
２ヶ月ほど前から左下腹部に「しこり」を感じていたのと、１ヶ月ほど前から右の鼠径部（そけいぶ。足の付け根辺り）にふくらみがあるのが気になって。
それと、不妊の相談もできたらいいなと思って、決心して病院へ行きました。
不妊の件もあったから産婦人科に行ったんだけど、この選択は正しかったみたいです。
（しこりがあるときって、普通は何科に行くんでしょう？）

さて、予約もしないで突然病院に行ったので、とても混んでいて１時間ほど待ちました。
問診表の「しこりがある（お腹）」というのと「子供ができない」というのに○を付けて待ち、さらに看護婦さんに診察前に問診してもらってから、ようやく先生の診察です。

最初に、最終生理の日とか聞かれて、あとは「しこり」の位置を聞かれました。
それから診察台に上がって内診で、すぐに「あ〜、これね、大きいしこりだね。超音波で調べますね。」と言われました。
で、「超音波断層法」というのだと思うが、膣の中に検出器を入れてそこから超音波を発信させて「しこり」の画像を撮りました。（痛みはまったくありませんでした。）
診察台に寝ていても超音波の映像を見ることができて、大きなかたまりが真っ黒になって映っているのが見えました。

診察台を降りてからの、先生とのお話は次のようなものでした。

驚きました。
「しこり」は気になっていたものの、痛みもないし、体調も悪くない。
それが、ソフトボールほどの大きさもある腫瘍だったとは！！お腹の上から触ると新品の消しゴム位の大きさなんだけどな。
おまけに手術だって。


今日、待合室で待っているとき、気づいたら爪が真っ青で、手が冷たくなっていました。
緊張していたんだと思います。
だから採血はベッドで横になって行いました。ちょうど１２時ごろで空腹も手伝って軽い貧血気味だったのかも。
右腕を出してクタッとなっている私に、看護婦さんは「慣れない事で緊張しちゃったかな？」と笑って採血していきました(^^)。

あ、そういえば不妊の話はなかったな。。。
それどころじゃないか(^^;)。卵巣のう腫が不妊の原因かもしれないしね。


家に帰って「家庭の医学」の本で「卵巣のう腫」を調べました。
【わかったこと】
採血は、「腫瘍マーカー」の検査を行うためのものだと思います。
腫瘍マーカーというのは、がん細胞が産生して血中に流れ出た物質を、血液を検査することによって捉えるためのものです。
なお、卵巣の腫瘍には良性のものと悪性のものがあって、良性の場合「卵巣のう腫（のう腫性）」、悪性の場合は「充実性の卵巣のう腫」または「卵巣がん」の疑いがあるそうです。


来週の火曜日（2000/07/04)、ＣＴスキャンを行い、血液検査の結果もわかるそうです。
ドキドキしてます。
おまけに頭の中はウニウニ（＝考えすぎの状態）です。

今日、関西支店の課長さんから「来月の頭ちょっと大阪に出張して、例の奴、お客さんのところで設定してくれない？」と電話がありました。
来月の頭って、来週のことですよね？（う、検査があるし。。。）来週は私用でちょっと休むので今週末じゃだめですかぁ？（モゴモゴ）
じゃぁ、金曜日の昼くらいに来られるかなぁ、ということで出張の予定が入りそうだったんだけど。なくなりました。

うちの課長に「手術するかもしれない」という話をしたら、無理しないほうがいいから出張も行かなくていいよ、関西支店でなんとかできる仕事だし。
って言われて、課長のほうから話を通してくれたみたいです。

やっぱ「腫瘍があって手術する」って話をすると、変に心配かけちゃうんだよね。
本人は今のところ痛くも痒くもないし、ピンピンしてるんだけどさ。
でもまぁ、朝から東京駅に出て、新幹線で大阪まで出張して、お客さんの所へ行って、帰ってきて、そして浦賀まで戻るといるのは結構ハードだし。
行かなくていいならそれでラッキーでした。

ただ、課長に話をするのに一番困ったのが「いつ手術で、どのくらい入院するのか、どのくらい休むのか」というのが全くわからないということ。
来週の検査をしてみないとわからないんですぅ、ってことで、どのくらい会社に迷惑かけるのか読めないんだよね、今のところ。
会社ってのは、一人減ったところでそれなりに動いていけるので私が居ないから。。。ということについては全く心配ないのだが、私が気にしているのは
「仕事をすべて引き継いでしまうとまた戻ってくる私の仕事がなくなるし、どの位休むかわからないから仕事に私を組み込むことを見送らないといけないし」
という迷惑のかけ方。

課長は「体を早く直すことを第一に考えてください」と言ってくれたけど。

もんもんした感じで今日もいろいろ考えてしまいました。
（心配ごとが絶えませんな。）

今日、生理が始まりました。妊娠の可能性は０％だったということです。
ある意味、ちょっと安心しました。早めにちゃんと手術して治したいからね。

さて、どうにかこうにか、週末までたどりつきました。
一番大変だったのは「ひまじゃ〜〜」ということ。この時間、何の仕事をして過ごせばいいのだ？という時間がたくさんありました。
ちょっと勉強、ちょっと雑用、ちょっとプログラム屋さん、と継ぎはぎの時間でした。

そういえば、最近お腹に力を入れないクセがついてしまって、下っ腹がポッコリおデブになってます。
力を入れないせいか、そ径部のふくらみが、ほとんど目立たなくなりました。（ヘルニアじゃないことを祈ってます。だって、ヘルニアも手術しないと治らないって「家庭の医学」に書いてあったし。。。）

食事は普通にしてるけど、膨満感があるかな。
すぐにお腹がパンパンになるって感じ。みっともないなぁ。のう腫がデ〜ンと居座ってるんだろうなぁ、ってお腹を見るたび思います。そうじゃなくても運動不足でお腹が気になっているのに（^-^;）。