病室は個室。この病院では、手術治療の人は最初は個室、あとで二人部屋へ移ることが多いらしいです。個室にはトイレ、洗面所、電話も付いていて、部屋ですべての生活ができてしまう便利なお部屋でした。
入院して初めにしたことは、病院のパジャマに着替えること。これで病人の一丁上がりでした。

ちょっと落ち着いて間もなく、剃毛がありました。
剃毛は「分娩室」で。
同じ時間に、分娩室の仕切りの向こうで「今まさにお産中」の人の声が聞こえました。まだイキんではいけないらしくて、とっても苦しそうでした。
剃毛してくれてる看護婦さんが「ハギワラさんも手術が終わって傷が良くなったら、今度は出産で来てくださいね（^-^）」と。私は「ウルシハラよ。」と思ったけどその時は訂正しませんでした（＾＾；）。
「そうですねー、その時はお願いしますね」と応えておきました。

ずっと苦しんでいる妊婦さんと助産婦さんの声のおかげで、剃毛中の沈黙は気まずいこともなく無事にさっぱりいたしました。

今日の回診は主治医の橘田先生だったので、先生はちょっとだけ声をかけていきました。

さて、昼ご飯、おやつ（※）、夕ご飯を普通に食べた後、消灯前の20時半ごろ、お待ちかねの「腸のお掃除」です。
なんか、点滴のようなぶら下げ型の容器に「石けん水？」みたいのが入っているのを注入され、トイレで苦しみました（＾〜＾；）
ツラカッタ。とてもツラカッタ。

でも、この苦しみでゲッソリしてしまったおかげで手術前夜はぐっすり眠ってしまいました。

朝目覚めて、また「腸のお掃除」がありました。
今度は注射器タイプのグリセリン？。徹底的に腸をお掃除しないとダメなのね。

でもね、もう腸は空っぽだったと思うんだけど、下腹部はポッコリしてたんです。
たしか昔は空腹時にはぺっちゃんこだったはずなんだけど。脂肪？だけじゃないよね、これは卵巣のう腫のせい。

昨日の夜21:00から、飲み食い一切禁止。さー、いよいよ手術です。